ドイツでは、WGと呼ばれるルームシェア(Wohngemeinschaft)が一般的で、特に若者や学生にとって人気の住居形態です。
様々な人々が同じアパートや家を共有し、家賃や生活費を分担するので、新しい友達を作りながら手頃な価格で住む方法として、特に都市部では一般的です。
<ルームシェアの始め方>
ドイツでのルームシェアを始めるためには、まずインターネットのウェブサイトやアプリでルームメイトを募集する情報を検索します。興味を持ったルームメイトや空き部屋を見つけたら、メッセージを送り、面接や見学をセットアップしましょう。お互いの合意ができれば、大家か管理会社と契約を結んで共同生活スタートです。
私がよく利用しているアプリは「WG gesucht」というお家探しのアプリです。
個人的にはドイツ語の方がレスポンスが早く、選択肢も多くなる印象ですが、ルームメイトは比較的若い人が多いので、ほとんどの場合英語でコミュニケーションを取ることもできます。
目的別(ベジタリアン、ヴィーガングループなど)、年齢、性別など新しいWGのメンバーを探す基準は様々で、特に目的のないWGも多くあります。既存の住人や大家の意向に準ずる場合が多いです。
20代くらいまでの男性、学生などは募集をよく見かけたので、比較的簡単に見つかるかもしれません。
ドイツでは個人で大家業をしている人がかなり多いですが、良い大家とそうでない大家があり、かなり当たり外れがある印象があります。トラブルを避けるためにも、できるなら管理会社に委託してるところに住むことをおすすめします。どこに住む場合もですが、個人が大家の場合は特に、入居時の写真や何かを買い替える場合はとにかく写真など証拠になるものを残して、面倒でも退去時まで保管しておいてください。
私がドイツで最初に住んだ家を退去するときに起きた、大家とのトラブルについては別記事にて反面教師として紹介します。
日本でルームシェアというのはあまり一般的ではないですが、お金を節約したい人・都市部でお得に住みたい人・様々な人と交流したい人などにはおすすめの選択肢と言えます。
これからドイツに引っ越す予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください!