ひぽぽの徒然ダイアリー

単身ドイツ在住者のゆる日記

ドイツで宅トレを始めてみた

昔からスポーツとは縁がなく、身体能力も大変低いひぽぽです。
学生時代の体育の授業では、実技で成績をつけると最低評価になる為「休まず頑張っているから」ということで成績をつけてもらっていた筋金入りの運動音痴いわゆる運痴くんです。

というわけで体を動かすこと自体好きではなく、健康のためにと思いながらも何年も筋トレ・宅トレの三日坊主を繰り返してきました。
ですがついに!筋トレが楽しくなってくるところまできました!(といっても1日30分〜長くて1時間程度)
ストレッチやマッサージ、カッサは、気持ちいい程度にしていたのですが、本格的にインスタの投稿を参考に私でもできるメニューを組み合わせて続けています。

 

張り切って軽く道具も買ってみました。

2kgのダンベル、トレーニングバンド(ゴムバンド)は〝Decatholon〟
筋膜ローラーは〝Kaufland〟のオンラインショップ
ヨガマット、コルセットはAmazon


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ドイツにもスポーツショップはたくさんありますが、個人的に〝Decatholon〟はいろんなスポーツやトレーニングに関するものが幅広く揃えられていて、価格とクオリティのバランスがちょうどよいので初心者向けでおすすめです。
オンラインだけでなく実店舗もそこそこあるので思い立ったらすぐに手に入るのも、気が変わりやすい私には嬉しいポイントです。
私は質問するのも難しい(気恥ずかしいのと、無知すぎてたぶん理解できない)ので、事前に調べて実物と比べてから購入することが多いです。ですが専門性の高いショップのように商品選びに詳しい店員さんは、Decatholonにもいるようなので、相談したい派の方もご安心を。

 

体を動かすのが楽しくなってきたのでジムにも興味が湧いたのですが、月々25€くらいはするのでしばらくは宅トレを続けたいと思います!

 

ドイツで体調が悪い時の食事

どうもいつでもどこでも基本、健康優良児のひぽぽです。

先日久しぶりに体調を崩したので、今回はドイツ生活で体調を崩した時の食事についてです。

 

結論から言うと、未だにドイツで体調不良のときに良い食事を見つけられていません。誰か正解を教えていただきたいです。

 

日本だと、コンビニにもレトルトの「たまごがゆ」や「梅がゆ」などがたくさんありますよね。日本にいる頃は私もちょこちょこお世話になっていました。
白いご飯さえあれば、〝食べやすく、消化に良い、そこそこお腹にもたまる、調理の手間がほとんどない〟食事を簡単に用意することができるのではないでしょうか。
飲むタイプのゼリーなんかも食欲のないときにはありがたいですよね。
一人暮らしの場合は特に、いたるところにあるコンビニでスーパーまで行かずとも調達できますし。


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先日の体調不良は、1日で食欲は回復したものの前日に丸一日なにも食べていなかった為、ガッツリしたものは胃が受け付けない状態でした。
家にあるのは一昨日買ったじゃがいもと鶏の手羽先などの調理が必要なものばかり。長時間キッチンに立つのはまだしんどい。
食べたいのは薄味でおなかに優しいもの、でもおなかもちょっと空いてきた…
ドイツに来て以降、お米を家で食べない代わりにオートミールをよく食べているのですが、オートミール本来の味が苦手で普段はしっかりした味付けのものと一緒に食べているので、具なしオートミールがゆは却下…

悩んだ末、じゃがいもを炊飯器でふかし、塩をかけて食べました(笑)
回復しかけていたので悪化はしませんでしたが、案の定と言うべきか、普段の半分も食べてないのにおなかが重くなりすぎて失敗でした。

 

ドイツ人にドイツのみんなはどうしているのかを聞いたら、そういう時は「チキンスープ」が一般的、もう少し食欲がある時はパンやパスタを足すのだそう。
パンもパスタも鶏肉も大好きだけど、弱っているときにうまく消化できる自信がないし、調理がしんどいので、私は真似できなさそう…
そのドイツ人も、「体調が悪い時はお米とかベトナムのフォーとかの方が合ってると思う。」と言っていたので、私の感覚はきっと多数派(笑)

 

後日、体調不良を想定した視点で改めてスーパーを観察したのですが、バナナなどの生フルーツ、アイス、ヨーグルトくらいしか、ちょうど良さそうなものは見つけられませんでした(笑)

一応ドイツの調味料メーカー<maggie>などからインスタントのスープや、缶詰に入った<グラーシュスープ(Gulaschsuppe)>も出ているのですが、やや味濃いめな気がします。
また日本によくあるようなエネルギーチャージ系のゼリーやシンプルなフルーツゼリーなどは存在せず、
チョコやバニラのムース、ミルクライス(Milchreis)のプリンばかりなので、やや脂質が多くて軽く食べれるという印象ではないです。
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体が弱っている時に食べ物のことで悩んだのが悲しかったあまりに、まとまりのない文章になってしまいましたが、
「せめてお茶漬けの素だけでも常備しとけばよかった」と思ったので、これからドイツに来る予定がある方は気をつけてくださいね。普段健康な人ほど備えていないので、いざという時に焦ります(笑)

また、実体験や解決案のある方はぜひ教えてください。それでは/"

【旅行】Tübingen (トゥービンゲン)


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Tübingenはドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルグ州に位置し、中世の街並みが残る、美しく活気のある街です。
昔から学問・学生の街として有名で、中でもTübingen大学は、15世紀に創立されたドイツ最古の大学の一つとして有名です。詩人で哲学者の<フリードリヒ・シラー>や、かの有名な作家<ゲーテ>など、多くの著名人が在籍していたと云います。
現在でも学術の中心地として学生や研究者も多く集まっているそうです。


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Neckarinselという小さな中洲。のんびり歩くのにちょうどいい
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古い市庁舎と広場(Marktplatz)
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Hohentübinen城、現在は美術・博物館(Museum Alte Kulturen)になっている
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南ドイツらしい赤レンガ屋根の街並みを一望できる
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ゲーテが酔っ払って二階から吐いたとされる飲み屋、下宿?の建物も残っています。

レストランやカフェもたくさんあります。
個人的なおすすめは、
「Restaurant Krumme Brücke」:Kornhausstraß17,72070 Tübingen
名前の通りKrumme橋の近くにあり、観光客も多いですがお手頃な価格で南ドイツらしいお料理が楽しめます。
11:30から23:00まで中休みなしで開いているため、ちょっと遅めのランチも大丈夫です。

 

州都シュトゥットガルトからRegionalbahn (地域間電車)で片道40分〜1時間もあれば到着するので、ぜひ訪れてみてください。

 

 

ドイツでの見習いシステム(Ausbildung)について


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ドイツには「見習い」もとい「職業訓練」が、ありとあらゆる職業に対して存在します。
特に手工業系の仕事で資格を取るには職業訓練校に通いながら働くシステム (Ausbildung) が確立しています。

私の場合は、「整形靴技術者」として日本で専門学校を卒業したものの日本には国家資格がない為、ドイツでその資格を取得しました。

今回はドイツで手に職をつけたい人向けの記事です。

  • 見習いをするメリット・デメリット
  • 見習いの始め方
  • 外国人へのサポート体制

 

見習いのメリット

・見習いビザがあり、外国人は2〜3年半の身分が保証される

・学生として、年齢問わず美術館などで学割が適用される

・修了後はその職業においてドイツ国内で仕事が得やすくなる


見習いのデメリット

・期間中の給料がかなり低い
 →職業によっては並行してアルバイトをしないと生活が苦しい

・無期限滞在ビザの権利が少しでも早く欲しい人には遠回りになる(編集時点の法律上で変更の可能性あり)
 →通常約5年分の年金を納めることで権利をえられるが、学生期間は年金支払いの計算が半分になるため。
  (例:2年間見習いをした場合、年金は1年分収めたことになる)

 

見習いの始め方

・やりたい仕事を決める

・仕事(職場)を見つける

・会社と見習い契約を結ぶ

 以上です。

職業訓練校の手続きや仕事に関わるお金は基本的に会社が負担してくれます。
(法律上そう決まっています)

仕事の見つけ方は人によりますが、エージェントを利用しなくてもジョブセンター(日本のハローワークのようなところ)やネット上の求人サイトでも職業訓練系の案内が溢れているので、日本での経歴を活かせそうな仕事や興味のある職業を見つけると良いと思います。

 

見習い中は職業訓練学校と職場の両方に行くのですが、職種や地域によって日程は大きく異なります。
毎日午前午後で学校と職場を往復するパターンや、毎週一回が登校日のパターン、1ヶ月間の学校期間が年に3回のパターンなどさまざまです。

共通しているのは、学校では「その職業の専門的な知識に加え、経済・社会・(国語としての)ドイツ語といった一般教養を学ぶ」ということです。
一般教養の種類は上記の三種は必須として、学校や職業により<数学><英語><宗教><体育>など異なります。
必須科目以外は最終試験はありませんが、成績がつくので少なくとも落第は避けないといけません。

 

外国人へのサポート体制

上記の一般教養というのは、どの職業にも共通しているのですが、外国人にとってはともすると専門分野の座学よりも学ぶのが難しい科目でもあります。

ドイツ の文化や常識をよく知らない上に、ドイツ語でドイツ の法律や制度、EU社会などについて学ぶからです。

それは日本人以外にとっても例外でなく、むしろ出身国の社会情勢などによっては主権者や法律も全く違うので、内容理解に苦労している外国人クラスメイトが何人もいました。

移民の多いドイツでは、そんな外国人をサポートする制度がきちんと整っています。

自治体の委託業務のため、さまざまな会社・機関が存在します。支払いは基本的に全額ジョブセンターのため個人負担は一切ありません。

私は「IB」というところで勉強しましたが、先生がほぼ一対一で丁寧に教えてくれました。

気になる方は「iB ”お住まいの地域名”」で検索してみてくだい。


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ドイツで手に職をつけたい方や、ドイツに長く住みたいと考えている方は、1つの選択肢として参考にしてみてください。

 

 

ドイツでのはじめての献血

日本では何度も行っていた献血に、ドイツではじめていってきました。

ドイツ語で献血は "die Blutspende" です。

献血基準については日本もドイツもそんなに違いはなく、大きな違いは体重です。

<献血基準>

1. 年齢制限: 18歳以上(日本:65歳未満)
2. 健康状態: 献血者は一般的な健康状態である必要があり、特定の感染症や疾患がないこと。
3. 体重制限: 50kg以上(日本:40kg以上)
4. 過去の海外渡航: 特定の地域への渡航歴がある場合、感染症のリスクがあるため一定の期間献血を控える必要があることがあります。
5. 薬物使用: 特定の薬物の使用歴によっては、献血が一時的に制限されることがあります。(常用薬や抗アレルギー薬なども要申告)

 

<全血献血>

日本では体重により200mlまたは400ml献血ができます。またセンターによっては200ml献血は行わない為、体重の軽い方は成分献血のみというパターンもあると思います。

ドイツでは体重に関わらず通常500ml献血です。

※体重80kg以上ある場合850mlまで可能なようです。

 

<成分献血>

上記でも少し触れたように日本では体重の軽い人も出来るのが成分献血ですが、ドイツでは体重60kgから可能なようです。

 

<献血の流れ>

まずはオンラインで予約します。

※初回の問診は時間がかかるため時間に余裕のある日にすることをおすすめします。

 

当日は受付で身分証を渡し、誕生日を伝え、問診票を受け取ります。

以降は日本とほぼ同様です。

  • 日本とほぼ同じような<はい・いいえ>で答える問診票を埋め、
  • わりふられた呼び出し番号に従って血圧、鉄分量の確認、耳穴での検温
  • 医師との問診(場合によっては体重測定)
  • 採血室にて献血

実際の問診票はこんな感じです。※質問項目はたまに変わることがありますが、献血できるほど健康な人は、渡航歴以外のほとんどの質問で<いいえ>を選択することになると思います。

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最後の紙は、献血した血をどうするのかという謎選択に同意する用紙なのですが、血を寄付する(自分の血を他人にあげたり何してもいいよという)場合は緑枠のバーコードを剥がして同意書に貼るシステムの説明です。
(自ら献血に来て、血をあげない選択をする人がいるのかいささか疑問ではある。)

 

ドイツでは、軽食や飲み物などのサービスの他に、2回目以降は25€を貰い受けることができます。

ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるし、抜いた分新しい血を作ることで自身の血液循環にも良いそうなので、健康上の問題がない方はぜひ気軽に行ってみてください!

【ぴえん】荷物を紛失された話

こんにちは、ドイツの郵送関係と相性が悪いひぽぽです。

今回は、日本から送ってもらった大きめの荷物を紛失(3ヶ月後に発見)されたぴえん小話です。f:id:hippopopo:20240320014624j:image

渡独後半年ほど経った頃(2020年秋頃)、未だコロナ禍でいつ日本に帰れるかわからなかったため、実家からやや大きめの段ボールで私の荷物を送ってもらいました。すでに数年一人暮らしをしていて、ドイツに行く前に一旦実家に荷物を置かせてもらってた感じだったので、物はそんなに多くなく、その箱の中が私の持ち物のほぼ全てでした。

…にも関わらず!その荷物を紛失されて当初はかなり落ち込みました。

 

経緯としては、
郵便局にて荷物を引き渡し発送→
ドイツに着いたところから追跡ができなくなる→
空港やDHLの本部(Bon)など、どこに問い合わせてもそんな荷物はないと言われる→
後日、再度問い合わせると「近所まで行っているはずだ」と言われて、近所のパケットショップをすべて回って聞く→
不在票などがあるわけじゃないので迷惑がられる→
もう一度問い合わせする(私のドイツ語が悪くて理解してもらえていないのかもと思い、ドイツ人の友人に問い合わせてもらう)も「ない」ものは「ない」と言われる→
泣く泣く諦める(ドイツ嫌いになりそうだった)→
3ヶ月後、何の連絡もなく<◯月◯日問い合わせあり>というメモが貼られた荷物がアパートの前に置いてありました。

 

結果的に届いたのでラッキーだったけど、原因がわからないので未だに荷物の郵送に対して異常に警戒してしまうし、DHLって日本のゆうパックみたいなもんだと思って信用していたので、ドイツの物流が一気に信用できなくなりました(笑)

ドイツでのタトゥーについて

ドイツではタトゥーショップをいたるところで目にします。実際タトゥーを入れている人も多く、ハードルは日本よりかなり低いと言えます。
私自身も見習い試験に受かった自分へのご褒美として(笑)タトゥーを入れてきたので、実際の流れとダウンタイムについて書いていきます。

 

私自身はタトゥーの是非に関して特に何の思想もなかったのですが、一応いれる前にネットで軽くデメリットを調べて、自分の生活に照らし合わせてみたところ、

  • プールは衛生的に嫌い
  • 海もほぼ行かない(泳げないし、夏は基本屋内にいる)
  • 温泉もほとんど行かない(たまに行くところは偶然タトゥーOKだった)
  • MRIはほとんど問題なく受けれるらしい

ということで、安心して先日、友人から買ったデザインをいれてもらいました。

 

お店は"Mommy I'm Sorry"(Instagram: @mommyimsorry)というところで、やや高めのお値段ですが、技術が高いことで有名なお店です。

事前にオンラインで予約、翌日にはメールが来て細かいデザインや体の部位の相談など丁寧に行ってくれました。
背中の腰部分に、10×10cmサイズの、黒の細いラインで構成された比較的シンプルなデザインで、550€でした。
若干お高めではあるものの、細いラインは途切れたり滲んだりしやすかったりもするので、実績のあるところの技術料なので、安心を買ったと思っています。

 

<施術の流れ>
「2週間前から血をサラサラにするアスピリンなどの薬の服用は中止して、5日前からアルコールの摂取は控えてください」という案内を守り(普段から薬もお酒も飲まないので意識してなかった)、
彫師の友人からは「当日はよく水を飲んでおくと痛みにくい」と言われたため、いつもより多めに水分補給をしてお店に向かいました。

到着後は、同意書にサインし、ダウンタイムの過ごし方や注意点について書かれた紙を渡され、お会計(前述した通り、事前にオンライン予約をしていて、金額もお店のルール上、予約と同時に半分はすでに振り込んでいたので、残りの半分を当日現金で支払い)しました。
タトゥーアーティストさんと最終打ち合わせをしてすぐに施術を開始しました。

私の場合は、2時間弱で終わり、少し引っ掻くような感覚以外、痛みもほぼありませんでした。
(ちなみに斜め前で施術されていたお兄さんは、背中全面+フルカラーだったので、私より前からいたけど、途中休憩を挟みつつ、私が終わる頃もまだ途中でした。)

 

<ダウンタイム>
空気に触れないための保護フィルムを貼ってもらっていたのですが、真夏でものすごい汗をかいたのですぐに剥がれてしまい、薬局で<Fixomull>という怪我などにつかう保護フィルムを購入して貼っていました。

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しばらくフィルムを剥がさず放置するのですが、フィルムの中に黒い液体が溜まって、プクプクしているので驚きますが、慌てず放置します。
お店で言われた通り1,2日後にフィルムを剥がし、薬用の保湿クリーム<Bepanthen>を塗る以外は絶対に触ったりこすったりしないように気をつけました。(めちゃくちゃ痒くなったので、すごく頑張って我慢しました笑)
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こすったり長時間お湯や水に浸かったりはしないよう気をつければ、シャワーはいつも通りで大丈夫でした。
1ヶ月すると完全に完成となり、普段通りの生活をして、次のタトゥーを入れてもOKになります。

本当に気に入ったので、今度は愛犬のデザインをいれたいなーと思っています。