ひぽぽの徒然ダイアリー

単身ドイツ在住者のゆる日記

ドイツでのアルバイトについて

ドイツでのアルバイト(Mini jobあるいはNebenjob)は、お金を稼ぐ為以外にも、ドイツ語スキルを向上させる良い機会となります。

レストランやカフェ、観光地でのアルバイトが一般的ですが、日本人にとっては日本食レストランでのアルバイトが最初は一番ハードルが低いと思います。

私自身、当初はドイツ語力ゼロ、かつ本職は見習いのみで給料が非常に低かったため、ビザを得るための条件としてもミニジョブをせざるを得ず、近所の日本食レストランでサービススタッフ(Kellner/in)として働いていました。

 

〈バイトの探し方〉

ドイツ国内での日本人向けの求人は、

から簡単に探すことができます。

特に日本食レストランのようなすでに日本人が多く働いているところは、邦人向けポータルサイトでの求人はかなり一般的なので、初めてドイツに来る学生さんやワーホリの方にはおすすめです。

 

ミニジョブは、短時間かつ低収入の仕事を指し、月に520ユーロまでの収入が非課税(編集時点)となります。一般的な雇用契約では、労働時間が週20時間未満であり、時給や収入が一定の範囲内に収まることが求められます。

ミニジョブ契約は、労働契約書に明記され、雇用者は社会保険の一部を負担します。労働者は雇用者によって社会保険に加入することもできますが、メインの仕事ですでに入っている場合もあり、加入は任意です。

法律上、雇用者は最低賃金法を遵守し、労働時間、休憩時間、有給休暇などの労働基準にも従わなければなりません。
個人的に法律上の労働環境および、ワークライフバランスは日本より安定していると思います。
ただし、就労可能なビザが必要なため、事前に適切なビザ取得や適用条件を確認することが大切です。

また雇用主が日本人であっても安易に盲信せず、トラブルを防ぐために最低限の労働契約書はきちんと自分で確認したほうが良いです。雇用主が日本人であってもドイツの法律に則って経営しているので、労働条件などに疑問がある場合はドイツ語で法律を検索したり、ドイツ人に確認してもらうなどしたほうが良いです。
個人的な経験ですが、過去のバイト先で、雇用主とトラブルになっている従業員(ワーホリ含む)を何人か見ました。原因は、大きくまとめると「従業員側がドイツの法律などを理解していないことで、得られるはずの権利がなく、しなくてもいいことさせられて不満がたまる」ということが多かったように思います。雇用主が教えてあげるのが親切でしょうが、利益追求のために言わない経営者もいますので、自分でなんとかするしかないです(笑)

 

とはいえ普段(本職)とは違うドイツ語に触れる機会にもなるし、口を動かす練習にもなるので、私は見習い修了後の給料が安定した今もMinijobを続けています。

 

ぜひ参考にしてみてください!