ひぽぽの徒然ダイアリー

単身ドイツ在住者のゆる日記

ドイツでのタトゥーについて

ドイツではタトゥーショップをいたるところで目にします。実際タトゥーを入れている人も多く、ハードルは日本よりかなり低いと言えます。
私自身も見習い試験に受かった自分へのご褒美として(笑)タトゥーを入れてきたので、実際の流れとダウンタイムについて書いていきます。

 

私自身はタトゥーの是非に関して特に何の思想もなかったのですが、一応いれる前にネットで軽くデメリットを調べて、自分の生活に照らし合わせてみたところ、

  • プールは衛生的に嫌い
  • 海もほぼ行かない(泳げないし、夏は基本屋内にいる)
  • 温泉もほとんど行かない(たまに行くところは偶然タトゥーOKだった)
  • MRIはほとんど問題なく受けれるらしい

ということで、安心して先日、友人から買ったデザインをいれてもらいました。

 

お店は"Mommy I'm Sorry"(Instagram: @mommyimsorry)というところで、やや高めのお値段ですが、技術が高いことで有名なお店です。

事前にオンラインで予約、翌日にはメールが来て細かいデザインや体の部位の相談など丁寧に行ってくれました。
背中の腰部分に、10×10cmサイズの、黒の細いラインで構成された比較的シンプルなデザインで、550€でした。
若干お高めではあるものの、細いラインは途切れたり滲んだりしやすかったりもするので、実績のあるところの技術料なので、安心を買ったと思っています。

 

<施術の流れ>
「2週間前から血をサラサラにするアスピリンなどの薬の服用は中止して、5日前からアルコールの摂取は控えてください」という案内を守り(普段から薬もお酒も飲まないので意識してなかった)、
彫師の友人からは「当日はよく水を飲んでおくと痛みにくい」と言われたため、いつもより多めに水分補給をしてお店に向かいました。

到着後は、同意書にサインし、ダウンタイムの過ごし方や注意点について書かれた紙を渡され、お会計(前述した通り、事前にオンライン予約をしていて、金額もお店のルール上、予約と同時に半分はすでに振り込んでいたので、残りの半分を当日現金で支払い)しました。
タトゥーアーティストさんと最終打ち合わせをしてすぐに施術を開始しました。

私の場合は、2時間弱で終わり、少し引っ掻くような感覚以外、痛みもほぼありませんでした。
(ちなみに斜め前で施術されていたお兄さんは、背中全面+フルカラーだったので、私より前からいたけど、途中休憩を挟みつつ、私が終わる頃もまだ途中でした。)

 

<ダウンタイム>
空気に触れないための保護フィルムを貼ってもらっていたのですが、真夏でものすごい汗をかいたのですぐに剥がれてしまい、薬局で<Fixomull>という怪我などにつかう保護フィルムを購入して貼っていました。

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しばらくフィルムを剥がさず放置するのですが、フィルムの中に黒い液体が溜まって、プクプクしているので驚きますが、慌てず放置します。
お店で言われた通り1,2日後にフィルムを剥がし、薬用の保湿クリーム<Bepanthen>を塗る以外は絶対に触ったりこすったりしないように気をつけました。(めちゃくちゃ痒くなったので、すごく頑張って我慢しました笑)
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こすったり長時間お湯や水に浸かったりはしないよう気をつければ、シャワーはいつも通りで大丈夫でした。
1ヶ月すると完全に完成となり、普段通りの生活をして、次のタトゥーを入れてもOKになります。

本当に気に入ったので、今度は愛犬のデザインをいれたいなーと思っています。