ひぽぽの徒然ダイアリー

単身ドイツ在住者のゆる日記

【ぴえん】購入品を紛失された話

本日はドイツで初めてAmazon以外のオンラインサイトでお買い物した際に起こったぴえんな小話です。


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ある日、ハンドメイド品や個性的な商品が豊富に載っている<Etsy>というアプリで木製の美しいパズルを見つけたんですね。
初めて見つけたそれは、モチーフもパズルというところもとっても素敵で、友人へのお誕生日プレゼントにぴったりだと思い、即購入しました。価格は60€ちょっとくらいで、当時見習いの私には大金と言わないまでも決して安い金額ではありませんでしたが、その友人が喜ぶことは間違いなかったので即決でした。
Amazonで購入するのと同じように支払方法、お届け先などを入力して手続きは終了。翌々日には発送元から発送したことと追跡番号のメールがありました。
EU内ではあるけど国外からの発送だったため時間がかかっていたけど、私は毎日追跡情報を確認して待っていました。

そしていよいよ近所まで来て今日か明日にでも届く!という時、なぜか追跡ができなくなりました。不在通知やその他の連絡もない。心配になりとりあえず発送元にコンタクトをとりましたが、「近所まで配達されているので数日待ってほしい」とのこと。

一週間後もう一度連絡をとりましたが、発送元にも何の連絡もなく追跡もできないという…「商品が返送されたら返金する」ということでしばらく待つも連絡はなく、1ヶ月後と2ヶ月後に一度ずつメールをしてみたものの、まだ商品は戻ってきていないと…
メールでの対応も親切だったし、状況的に配送業者のミスであることは明らかなため、これ以上追及するのはクレーマーだと思われかねないと考え、諦めました。

後日、ドイツでのオンライン購入にまつわる返金・返品・補償の法律などを学んだのですが、
配送業者のミスに関しては配送業者を訴える以外は泣き寝入りというか、諦めるしかないようでした。

心が折れたので、友人へのプレゼントは同じものを買うのを諦めて別のものにしましたが、
私の購入品は一体どこへ行ってしまったのでしょう。本当に謎です。

ドイツでの眉毛アートメイクについて

日本でも話題のアートメイク

ドイツでも流行っているので、思い切って眉アートメイクの施術をしてもらいました。

結論、めちゃくちゃ良いので、かなりおススメです!

お値段は感覚的には日本の相場と同じような感じで、決して安くはないのですが、これから眉毛の心配しなくていいことや、すっぴんでもそれなりにちゃんとして見えることを考えるととっても大満足でした。

 

ドイツではアートメイクには医療的な規制があり、専門の資格を持つ者によって慎重かつ法令を遵守して行われているそうで、

施術前に十分な情報を得る権利があり、特にリスクやアフターケアについて理解した上で同意書に署名することが求められます。

アートメイクを提供する人は、美容師やエステティシャンといった美容関連職種であっても、アートメイクが皮膚に施す微細なタトゥーや注射に関連して医学的な知識と技術が求められるため、医療関係の免許が必要なようで、信頼感があります。

 

私はGoogle Mapから検索して、場所と口コミをもとにお店を決めました。

 

<アートメイク当日の流れ>

事前に予約した以外は特に何もすることはなく、あえて生やす必要もなく、眉毛を普段通り整えていました。

施術前にはかなりしっかりめにカウンセリングが行われ、希望を確認されました。

この時に私が「似合う眉毛がわからない」と答えたら、「骨格に合わせてデザインする」とのことだったので、一旦お任せしました。

一度ペンシルで縁取りした状態で鏡を見せられたので、細かい注文をし、その都度鏡で確認しつつデザインと色を決定しました。

施術自体は約1時間程で、細かい針の集合体のようなものでひっかかれているような感覚で、少しチクチクしましたが強い痛みは特にありませんでした。

人によりますが1度の施術で平均2〜3年程は保つようです。

私が行ったお店は、もし不満や不具合があれば、ダウンタイムが終わる2週間後以降に再施術も可能とのことでした。

 

また、リスクや施術後のケアについても説明されました。このアフターケアがとても大切なので、しっかり言うことを聞くことが大切です。

施術後1〜2日は清潔を保つ、かつ保湿が大切です。

化粧もシャワーもできますが、眉毛付近を触るのは避けましょう。

数日間は眉毛がはっきりしすぎているような印象を受けますが、ダウンタイムが終わる頃にはかなり自然に馴染んでくれます。

 

アートメイクに興味のある人の参考になればと思います😊

ドイツでのアルバイトについて

ドイツでのアルバイト(Mini jobあるいはNebenjob)は、お金を稼ぐ為以外にも、ドイツ語スキルを向上させる良い機会となります。

レストランやカフェ、観光地でのアルバイトが一般的ですが、日本人にとっては日本食レストランでのアルバイトが最初は一番ハードルが低いと思います。

私自身、当初はドイツ語力ゼロ、かつ本職は見習いのみで給料が非常に低かったため、ビザを得るための条件としてもミニジョブをせざるを得ず、近所の日本食レストランでサービススタッフ(Kellner/in)として働いていました。

 

〈バイトの探し方〉

ドイツ国内での日本人向けの求人は、

から簡単に探すことができます。

特に日本食レストランのようなすでに日本人が多く働いているところは、邦人向けポータルサイトでの求人はかなり一般的なので、初めてドイツに来る学生さんやワーホリの方にはおすすめです。

 

ミニジョブは、短時間かつ低収入の仕事を指し、月に520ユーロまでの収入が非課税(編集時点)となります。一般的な雇用契約では、労働時間が週20時間未満であり、時給や収入が一定の範囲内に収まることが求められます。

ミニジョブ契約は、労働契約書に明記され、雇用者は社会保険の一部を負担します。労働者は雇用者によって社会保険に加入することもできますが、メインの仕事ですでに入っている場合もあり、加入は任意です。

法律上、雇用者は最低賃金法を遵守し、労働時間、休憩時間、有給休暇などの労働基準にも従わなければなりません。
個人的に法律上の労働環境および、ワークライフバランスは日本より安定していると思います。
ただし、就労可能なビザが必要なため、事前に適切なビザ取得や適用条件を確認することが大切です。

また雇用主が日本人であっても安易に盲信せず、トラブルを防ぐために最低限の労働契約書はきちんと自分で確認したほうが良いです。雇用主が日本人であってもドイツの法律に則って経営しているので、労働条件などに疑問がある場合はドイツ語で法律を検索したり、ドイツ人に確認してもらうなどしたほうが良いです。
個人的な経験ですが、過去のバイト先で、雇用主とトラブルになっている従業員(ワーホリ含む)を何人か見ました。原因は、大きくまとめると「従業員側がドイツの法律などを理解していないことで、得られるはずの権利がなく、しなくてもいいことさせられて不満がたまる」ということが多かったように思います。雇用主が教えてあげるのが親切でしょうが、利益追求のために言わない経営者もいますので、自分でなんとかするしかないです(笑)

 

とはいえ普段(本職)とは違うドイツ語に触れる機会にもなるし、口を動かす練習にもなるので、私は見習い修了後の給料が安定した今もMinijobを続けています。

 

ぜひ参考にしてみてください!

ドイツでのルームシェアについて

ドイツでは、WGと呼ばれるルームシェア(Wohngemeinschaft)が一般的で、特に若者や学生にとって人気の住居形態です。

様々な人々が同じアパートや家を共有し、家賃や生活費を分担するので、新しい友達を作りながら手頃な価格で住む方法として、特に都市部では一般的です。

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<ルームシェアの始め方>

ドイツでのルームシェアを始めるためには、まずインターネットのウェブサイトやアプリでルームメイトを募集する情報を検索します。興味を持ったルームメイトや空き部屋を見つけたら、メッセージを送り、面接や見学をセットアップしましょう。お互いの合意ができれば、大家か管理会社と契約を結んで共同生活スタートです。

 

私がよく利用しているアプリは「WG gesucht」というお家探しのアプリです。

個人的にはドイツ語の方がレスポンスが早く、選択肢も多くなる印象ですが、ルームメイトは比較的若い人が多いので、ほとんどの場合英語でコミュニケーションを取ることもできます。

目的別(ベジタリアンヴィーガングループなど)、年齢、性別など新しいWGのメンバーを探す基準は様々で、特に目的のないWGも多くあります。既存の住人や大家の意向に準ずる場合が多いです。
20代くらいまでの男性、学生などは募集をよく見かけたので、比較的簡単に見つかるかもしれません。

ドイツでは個人で大家業をしている人がかなり多いですが、良い大家とそうでない大家があり、かなり当たり外れがある印象があります。トラブルを避けるためにも、できるなら管理会社に委託してるところに住むことをおすすめします。どこに住む場合もですが、個人が大家の場合は特に、入居時の写真や何かを買い替える場合はとにかく写真など証拠になるものを残して、面倒でも退去時まで保管しておいてください。
私がドイツで最初に住んだ家を退去するときに起きた、大家とのトラブルについては別記事にて反面教師として紹介します。

 

日本でルームシェアというのはあまり一般的ではないですが、お金を節約したい人・都市部でお得に住みたい人・様々な人と交流したい人などにはおすすめの選択肢と言えます。

これからドイツに引っ越す予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください!

ドイツで運転免許証を得た件

日本で運転免許を持っていたら、ドイツでは書換えのみでEUの運転免許証を得ることができます。

 

<手続きの期限>

公式には、住民登録から半年以内にしないといけないと言われていますが、私は初入国(=住民登録)から約1年後に手続きをしましたが全く問題ありませんでした。

ですが、日本の免許証の有効期限が切れる前にしないといけないので、長期滞在される方は早めに手続きした方がいいと思います。

逆に、1年間は国際免許証で運転できるので、それ以内に日本へ帰る場合は、わざわざ切り替える必要はありません。

 

<必要書類>

A パスポート
B ドイツの住民票(Meldebescheinigung)
C 証明写真1枚(縦45mm x 横35mm)
D 日本の有効な運転免許証
E 日本の運転免許証のドイツ語訳(領事館、公認翻訳士など公的に認められた機関の判子があるもの)

 

<流れ>

私が書き換えた2021年はまだコロナ禍だったため、電話での事前予約(メールはなぜか何度送っても返信がありませんでした)が必須でした。
この予約に関してもひと悶着あったので、ドイツの愚痴みたいな小話程度ですが別記事にすると思います(笑)

 

1. 予約時間になると係の人に呼ばれて中に入り、指定された窓口で手続きをします。書類を渡して、窓口の人がコピーやら確認やらをします。

2. 自販機のような機械で手数料を支払い、その領収書を持って、再度指定された窓口へ行きます。

再び担当者の作業を待って申請自体は終わりです。

日本の免許証は回収され、書き換えた免許証の受取は、用意でき次第後日連絡がくるという説明を受けて帰宅しました。

 

後日、何度か電話があり、仕事中でその度に取れなかったのですが(かけ直そうにも昼には営業が終わっていた)、ある早朝の6:00頃に電話があり、6:30に掛け直すと受け取り日を予約して欲しいとのことでした。
受け取りは呼ばれてすぐに渡されて終わり、日本の免許証も1ヶ月後には郵送で自宅に届きました。
日本の免許証に関しては、だいたい返送してもらえるようですが、場合によっては本帰国まで返してもらえない、もしくは紛失されるというようなこともあるそうです。

 

ドイツに長期間住む予定の方は、切り替えておけば日本で免許証が切れた後にも手続きのみで再交付してもらえるので、今の日本の免許証の期限が切れる前にぜひ切り替えてみてください。

ドイツ語のtelc B1試験について

ドイツに来て丸3年が経ち、見習いも無事修了したので、2023年8月、B1の語学試験を受けてきました。

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<試験をした理由>

無期限ビザが欲しい、または帰化をしたい人は、B1レベル以上の公式に認められた証明書を持っている必要があります。

公式に認められているテストはゲーテとtelcなどいくつかありますが、私はやや安かったのと試験日程が会社の都合上ちょうど良かったのでtelcを選びました。

金額は一回180€でした。

 

<試験の流れ>

各会場などで違うかもしれませんので、一例として。また支払いは、事前にオンラインで登録と同時に済ませていました。

1. 事前に案内されていた集合時間に出欠の確認(パスポートかIDで本人確認) & スマホやスマートウォッチなどの通信機器の提出

2. 筆記具と飲み物以外の荷物は、鍵付きのロッカーに全員分まとめて収納

3. 試験会場の部屋に移動し、マークシートのみんな共通の記入欄を一斉に埋める

4. 読解&文法→聞き取り→メールの文面を書く

5. 最後の口頭試験は、受験番号順に2人ずつ組になり、前の組が呼ばれて20分程経ったら前室へ行き、試験に使う資料に目を通し、各自メモなどをして用意します。終わった順に帰るのですが、最後の組は2時間半くらい待ち時間がありました。

※ 前室でパートナーと会話することは禁止ですが、前室から試験官のいる部屋に入るまでの1~2分間で少しだけすり合わせをしました。

6. 試験終了後は、スマホなど預けていた機器を回収して帰宅です。

 

試験の内容は各テキストや過去問などで勉強するのが確実なので割愛しますが、試験を突破することだけを考えたらB1は語学コースに通わなくても、A2までの勉強を繰り返ししていれば受かるレベルのものでした。

 

語学学習については私自身がまだまだなので書けることは少ないですが、
今回、私にとって初めてのドイツ語試験でとってもドキドキしましたが、もっと勉強しなければ!と思えるいい経験になりました。
B2は難しそうなので語学コースを探して受講するつもりです。

緊張しやすい人にとって試験のイメトレになればという気持ちと、学生以来の語学テストだったので備忘録として書いてみました。

 

【ぴえん】購入品が配達中になぜか販売元に戻った話

今回はドイツで私に起こったぴえんな小話です。

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コロナ禍でロックダウン中のある日、
ドイツの服飾系通販でおなじみ< Zalando >で、配送先を会社宛にして注文をしました。

同僚がよくAmazonの配送先を会社にしていて100%受け取れていたので、私も真似してみたのです。

すぐに発送され、スマホでの配送状況「本日14:00までにお届け」の文字と地図で会社付近に現れたトラックのGPS

しかし会社のインターホンが鳴ることはなく、あれ?聞き逃してたのか遅延かしら?と思うも、不在票もないまま画面には「本日お届けに行ったが不在だった」の文字。

そのまま、近くの受け取り可能な代理店に預けられることもなく発送元に帰って行き、翌日には何事も無かったように全額返金されていました。

 

一体あれは何という現象だったのでしょうか(笑)

損はしていないので腹は立ちませんが、ドイツの物流事情の謎が深まる一件でした。(笑)